DocX を使ってみる - 3

先日、実施した実装ですが、項目別に例を記載します。

ファイルの新規作成

新規にファイルを作成する場合、以下のような実装となります。

using (var document = DocX.Create(@"C:\Programs\DocX\Samples\FileSample.docx"))
{
    // 何らかの処理
    document.Save();
}

ファイルの読み込み

既存のファイルを読み込む場合、以下のような実装となります。

using (var document = DocX.Load(@"C:\Programs\DocX\Samples\FileSample.docx"))
{
    // 何らかの処理
    document.Save();
}

ファイルの名前を付けて保存

ファイルを別名や別のストリームに保存する場合は、以下のような実装となります。

using (var document = DocX.Load())
{
    // 何らかの処理
    document.SaveAs([ファイル パス]);
    document.SaveAs([ファイル ストリーム]);
}

ヘッダー

ヘッダー文字列を出力する場合は、以下のような実装となります。

private static void CreateHeader(DocX document, string text)
{
    // ヘッダー情報の追加。
    document.AddHeaders();
    // パラグラフの取得。
    var paragraph = document.Headers.odd.Paragraphs.First();
    // ヘッダー用のテキストを追加。
    paragraph.Append(text);
}

document.AddHeaders() を実施しないと、 document.Headers.odd が null となるので注意。

フッター

フッター文字列を出力する場合は、以下のような実装となります。

private static void CreateFooter(DocX document, string text)
{
    // ヘッダー情報の追加。
    document.AddFooters();
    // パラグラフの取得。
    var paragraph = document.Footers.odd.Paragraphs.First();
    // ヘッダー用のテキストを追加。
    paragraph.Append(text);
}

document.AddFooters() を実施しないと、 document.Footers.odd が null となるので注意。